歯医者って歯が痛くなったら行くところ?
歯医者って痛くなったら行くところ?
歯医者さんは、虫歯になってから先生に治してもらうために行くところではなく、虫歯にならないように、歯茎の病気にもならないように、私たちが一緒に守るところです。
美味しく食べれて笑って過ごしていただくために
歯周病や虫歯が治ったらゴールと思われがちですが、最終的には、きちんと自分の歯や入れ歯などでかめて、食事が美味しくできて、健康でいられる。ちゃんと人前で笑えること。何の問題もなく不自由なく過ごしていただくことがゴールだと考えています。
ずっと健康でいるためには定期的メンテナンスが必要
お家でのケアと歯医者でのメンテナンスが必要
お家でできない歯茎の中のバイ菌を取っていくのは、私たちだけができる仕事ですので、お家のケアと歯医者のメンテナンスはすごく大事です。
特に高齢の方になると、様々な病気を併用してお持ちの方もいらっしゃるので、飲まれているお薬によってはお口の中に副作用が出ることもあります。体力が落ちていくことで歯周病、虫歯が発生しやすくなったりもするので、そのあたりも含めてお話を聞かせていただいてます。
メンテナンスについて
検診では、診させていただいて、お口の中をチェックして終了ですが、メンテナンスは、診断チェックの後、お口の中を歯科衛生士がキレイにクリーニングして帰っていただくので、検診よりもさらに歯科衛生士が行うことが多い処置になります。
メンテナンスでは、虫歯と歯周病のチェックをさせていただくだけでなく、身体のお変わりもないか、コミュニケーションを取って確認をします。メンテナンスは今の健康を維持するための治療になります。
お家でのケアもとっても大切です
歯科医院に通って治してもらうだけではなくて、ご自身でもしっかりお家でケアをしていただく。それによって健康な状態を維持してもらうことが大事です。
お口の健康を保つためには、歯医者と患者様の二人三脚が大事です。ご自身のお口の中に興味を持っていただいて、お家でのケアも大切に続けていただければと思います。
お口のサポーター:歯科衛生士って?
歯科衛生士のお仕事
虫歯や歯周病にならないように、患者様ご自身がお家でみがけるように、ケアの仕方を教えます。医院でケアをして細菌を取り除くメンテナンスの仕事の他に、ドクターの診療の補助に入って患者様にリラックスしてもらう役割も担います。
医院の歯科衛生士インタビュー:これまでの歯科衛生士の仕事で苦労したことは?
入りたてのころは、患者様とどうお話していいかわからなかったですし、いざお口の中を見てみても、教科書と口の中が結びつかなかったので、本当に「どれが悪くてどれが正常なのか?」「この状態はどうなのか?」っていうことがとっても苦労したところです。
初めて患者様を担当させてもらったときは、もう自分自身緊張がいっぱいで、「どう患者様に説明していいのか?」「どうお口の中を読み取っていいのか?」全然わからなかったのですけれど、当院では先輩のサポートや、セミナー参加など、勉強させてもらえる場がとても多かったので、一つずつ課題をクリアして、今成長できていると思います。
歯科医師と歯科衛生士が手を尽くしても、患者様がどれだけがんばってみがいてくださっても、患者様の身体の抵抗力がそこに勝らなければなかなか治らず、苦労することもあります。
医院の歯科衛生士インタビュー:これまでの歯科衛生士の仕事でうれしかったことは?
小さいお子さまを担当させてもらっていた話なのですが、小さいときからずっと、毎日の歯ブラシがイヤで全然みがけない。「もうみがく練習もイヤだ!」と歯医者に来るたびに言っていた子が、今では6年生になり、「学校で歯の表彰をされたよ!」とうれしそうに教えてくれたことがとてもうれしかったです。
ずっと診させてもらってる患者様が妊娠されたときに、「生まれたら、この子のお口も見ていただけますか?」って言われたことはとてもうれしかったことです。
患者様に「美味しくご飯を食べて笑えるようになったのはあなたのおかげです」とか、「怖かった歯医者さんが、少しずつリラックスできる場に変わって、それはあなたに会えてるから」と言っていただけたことはとても嬉しかったです。
歯科衛生士を17年間させていただいてて、いろんな患者様に会いました。15年ぐらい前に診させていただいてた患者様が、当院に私と院長がいることをお知りになられて、来ていただいたことがあったのですが、そのときはとてもうれしかったです。今でも来ていただいているので「とってもやりがいがある仕事だな!」と感じています。
医院の歯科衛生士インタビュー:歯科衛生士になったきっかけ
私が歯科衛生士になったきっかけは、学生のときに虫歯になってさがのあおい歯科に通ったことでした。
ちょうど進路に迷っていた時期で、人のためになる仕事をしたいと思っていて、保育士か看護師かで迷っていました。見学などたくさん行ってる中で、そのときに初めて歯科衛生士さんっていう仕事に出会いました。
ここに来たとき、いつも受付で笑顔で出迎えてくれてて、「自分の口の中も治せる仕事があるんだ!」っていうことを初めて知って「歯科衛生士になりたい!」と思いました。
先生と歯科衛生士さんのサポートによって、自分自身が歯科衛生士になれたことが、とてもうれしかったことです。ここで歯科衛生士さんに出会っていなければ私は歯科衛生士になっていなかったと思います。
そのあと自分が仕事をしたときに、自分が与えられていた歯科衛生士さんや先生の笑顔を自分がすることで、患者さんに「笑顔がすごくいいね!」とか、「ここに来たら元気もらえるね!」って言ってもらえることがとってもうれしいです。
当院では日本歯周病学会認定衛生士が在籍しております
当院では、日々研鑽を重ねている経験豊富な日本歯周病学会認定衛生士が4人在籍し、歯周病治療を担当させていただいております。
当院では外部から指導歯科衛生士を招いて研修を行なっております
当医では外部からフリーランスの歯科衛生士を招いて、一緒に患者さんを診てもらったり、勉強会をしてもらったりしております。
石原 美樹
- 指導歯科衛生士
- 日本歯周病学会認定歯科衛生士
- 日本臨床歯周病学会認定歯科衛生士
- 第2種滅菌技師
全国的に有名な歯科衛生士で、講演や著作で活躍する傍ら、当院で診療、スタッフの指導に携わっています。
診療の流れ
ようこそ、さがのあおい歯科へ、受付を済ませて待合室でお待ちください。
まず、患者さんの症状(痛みや腫れ)をお聴きし、症状の原因の説明と症状の改善処置の簡易説明を行います。
その上で患者さんの同意をいただいて、その日にできる応急処置を施します。
健康な状態について、健康になるための知識をお伝えします。
その上で口腔内の精密検査を行って、現在の口腔内の状態についてと、望ましい治療の方向性について、治療の選択肢についてお伝えいたします。
※ 長期にわたる治療の場合は、間にカウンセリングを行うこともあります。
患者さんに治療の方向性、治療の方法の同意をいただいてから治療を行います。
行ってきた治療についてと、現在の口腔内の状態についての説明を行います。
そして今後の正しい歯みがきの仕方や、メンテナンスで行うことなど、健康な状態を維持するために必要なことをお伝えいたします。
ご自宅では歯みがきを行っていただきます。
それに加えて、平均3ヶ月に一度のメンテナンスにお越しいただき、口腔内の状態の検査・チェックと、見えない汚れ、特に細菌などのクリーニングを行います。
健康になってからも定期的に歯医者に通うことでイヤな治療をしなくて済むようになります。
ご予約・診療時間
TEL 075-863-5533
FAX 075-863-5540
受付時間:9:30〜18:30(土曜日は9:30〜16:00)
ホームページを見たと言ってくださるとスムーズです。
〒616-8322 京都市右京区嵯峨野芝野町2-1